<P>〜内容〜</P>
<DIV>〜内容〜</DIV>
<SPAN>〜内容〜</SPAN>
終了タグ:必須,Pは省略可
Pが段落要素であり,DIVとSPANは構造をつけるものです.SPANは行内レベルの構造であり,DIVはブロックレベルの構造です.よって,SPANは改行されずそのまま表示され,DIVは改行されて表示されます.Pは段落要素なので前後が一行ほど開きます.SPANはスタイルシートと共に用いる事が多いです.
普通のテキスト
Pによるブロック.改行されてるでしょ?
DIVによるブロック
SPANは見た目には<span>
まったく</span>変化がありません.
DIVは構造をつけるだけだが,Pは段落要素であるため中に
ブロック要素をとる事がありません.つまり,
【HTML】
<P>
<TABLE>
<TR>
<TD>
テーブルです.
</TD>
</TR>
</TABLE>
</P>
上は一見どこにでも間違いがなさそうですが,ブラウザを上のソースを下のように,解釈します.
【HTML】
<P>
</P> ←ここにPの終了タグが補填される.
<TABLE>
<TR>
<TD>
テーブルです.
</TD>
</TR>
</TABLE>
</P> ←余っているPの終了タグ.
<DIV align="right|center|left">
<CENTER>
終了タグ:必須
共に推奨しない.特に<center>は推奨しない.DIVは他の要素でも可能な事があります(Pなど).
スタイルシートでは以下のように記述します.
<div style="text-align:right|center|left">テキスト</div>
CENTERによるセンタリング
DIVによる右寄せ
スタイルシートによる中央寄せ
【HTML】
<center>CENTERによるセンタリング</center>
<div align="right">DIVによる右寄せ</div>
<div style="text-align:center">スタイルシートによる中央寄せ</div>
強制改行:<BR>
改行不可:<NOBR>
改行許可:<WBR>
終了タグ:不要,ただし<NOBR>は必須
改行許可は<NOBR>内で使い,改行してもいい位置を示します.あくまで許可なので,どこで改行されるか,改行するかはユーザーエージェント依存です.
「随分遠いね。元来どこから登るのだ」<br>
と一人が手巾で額を拭きながら立ち留った。<br>
<nobr>「どこか己にも判然せんがね。<wbr>どこから登ったって、同じ事だ。<wbr>山はあすこに見えているんだから」</nobr><br>
と顔も体躯も四角に出来上った男が無雑作に答えた。
――夏目漱石『虞美人草』
<HR width="幅(ピクセルまたは%で指定)" size="太さ(ピクセルで指定)" align="left|center|right" noshade>
終了タグ:不要
これら3つの属性は推奨しない.alignは幅指定があるときしか意味が無く,デフォルトはcenter.noshade属性は普通2色で立体的にレンダリングされる(描かれる)物を1色でレンダリングするようにします.
スタイルシートでは以下のように記述します.
<HR style="width:幅指定;height:高さ指定;text-align:left|center|right;">
noshade属性は出来ない模様.
【HTML】
<hr style="height:5px;width:60%;">
【HTML】
<hr size="5" width="60%" align="left">
【HTML】
<hr size="10" width="50%" noshade>
<HR color="色指定(16進数またはカラーネームで指定)">
終了タグ:不要
IE,Mozillaのみ.16進数に関しては【
Color Maker】を,カラーネームに関しては【
Webセーフカラー&カラーネーム】を参照のこと.